昨日は26日、東をどりを友人達と見に来た。
札幌、向島、先斗町、新橋、それぞれの全国からの代表名妓達の芸を見て久しぶりの感動を受ける。最後のフイナーレは芸妓衆が袂から客席に向かって手拭いを投げる、それ欲しさに隣の友人が手を伸ばしたらポンと手に入れる事が出来た。
終演を迎え外に出て喫茶店で話に花が咲く、いいなぁ~着物着てみた~い、来世は芸者さんになりた~い、踊り、唄、三味線やってみた~い、みんなの目にハートマークが宿り話は尽きない、そんな中赤坂芸妓置屋『千代田』女将としての立場をやっとの思いで築いたと思ったらガラガラ深い谷底へ落ちたかのような人生の場面もあった、そりゃ戻れるものなら戻りたいさ。
ふと思う、そうだ、あたしは日本芸妓保存協会の任意の団体作ってるんだっけ、一人ひとりが生活の自立のため何らかのスキルを3つ位持ち、余裕を持ちながら日本の邦楽文化を趣味として楽しみ芸妓のなり手が少なくなっているこの現状を特別参加という形で若い世代の育成をしつつこんなイベントの時役立てられたら素敵じゃんと思う私なのであった。
生涯現役というものを否定はしない、しかし社会システムも政治も新陳代謝は必要であろう。